音読み:レン
訓読み:はす・はちす
常用外慣例:*****
《人名・名乗り例》はす
《字形分類》形声・会意兼形声(※解字および本文を参照)
《画数》13画(姓名判断の流派によっては15・17画)
【解字】《形声》草かんむりと、“連”(音符)から成り立つ。連なり並んで実を付ける蓮(はす)を意味する。《会意兼形声》根の株が連なっていることを意味する。蓮根(れんこん)。
◎訓読みの「はす」から、蓮は植物の「蓮(はす)」花そのものを、または「蓮(はす)」全体、あるいは料理に出る「蓮根(レンコン)」と、広く連想させますが、蓮が意味する元々のものは、「蓮の実」なのだそうです。白川静先生の『人名字解』(平凡社)によると、「はすはその実を蓮、茎を茄(カ)、葉を荷(カ)、根を藕(グウ)、花を芙蓉(フヨウ)という」と説明されています。
◎ただ、現代中国語でも、「蓮(レン)」が意味するのは“はす”という植物全体のようですし、日本においても同じでしょう。ですから、蓮=「蓮の実」と、限定して解釈する必要はないと思います。それに、「蓮の実」は「蓮(はす)」という植物全体のDNAをカプセルにしたものとも言い得るものですから、“はす”という植物の部位にこだわる必要もないでしょう。
◎さて、“れん”という呼び名から連想されるのは、私の場合は俳優の大杉漣(おおすぎ れん)さんです。私の好きな俳優さんの一人で、カッコイイと思える男性像がギュッと詰まっている感じですね。私とは対照的なタイプですから、“無いものねだり”的な意味で憧れるのかも。それはともかくとして、話題を本題に戻しましょう。[大杉漣さんのサイトはこちら]
◎今回取り上げている蓮と、俳優の大杉漣さんの「漣(れん)」は別の漢字ですが、ともに名付け漢字として人気が上昇しています。それに、「れん」という呼び名も、男の子の名前で13位(明治安田生命・名前ランキング2007)にランクアップしています。これは、大杉漣さんの人気が上昇したのと比例して、“れんクン”という呼び名がメジャーになってきたのだと感じるのです。
◎しかし、大杉漣さんの「漣(れん)」という漢字の画数は、漢和辞典では14画で、一部の姓名判断の流派では15画とされています。それに対して蓮の画数は漢和辞典で13画、姓名判断の流派によっては15あるいは17画です。画数的には「漣(れん)」という漢字のほうが使いやすいのですが、名付け漢字としての人気は蓮のほうが圧倒的に上位です。
◎となると、蓮と「漣(れん)」との名付け漢字として人気の差は、漢字が持つ意味にあるのかもしれません。そこのところは、『名付け(名づけ)・命名の辞典&字典☆[イメージ別分類編]』に投稿することにします。(※投稿完了後に、該当記事をリンクします)
◎記事の最後になりましたが、当ブログの更新期間が開いてしまったことを心よりお詫びいたします。本当に澄みませんでした。これからは、わたくしが管理している個々のブログが、少なくとも月に数回のペースで更新できるように致します。また、私どもの《名付け・命名シリーズ》も少しリニューアルし、ご訪問いただいた皆様に読みやすいものにする予定です。今後とも、ご訪問を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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